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映画『風の歌を聴け』 (1981)を観ました。







村上春樹さんのデビュー作品を大森一樹さんが監督した映画です。



「村上春樹作品の映画化」という点に興味があって観ました。



1981年製作というと、僕が生まれた年ですね。



左の小指がない女の子を演じた真行寺君枝さんがとても魅力的でした。



室井滋さんも妙にひきつける気だるさがあります。



気だるさ、という単語で思った。



「けだるいカッコつけ。」



村上春樹さんの描くこの頃の主人公は、

「けだるいカッコつけ。」という感じがしてならない。



正直、現実に存在したら、かなりむかつく男のような気がした。



古典や映画の名作やジャズやクラシックなどの道具を用いて、

ただ単にカッコつけているだけではないかという気がしてしまう



「なに、わかった気になってんの、このクソガキ」



そんな風に思ってしまうかもしれない。



体調が悪いときとかは。



行動力のないただの文学青年くずれに見えてしまうのだ。



でもそのへんがいかにも大学生って感じだ。



自分が主人公の立場だとしたら、

なかなか気持ちがいいのかもしれない。



映画としては、なかなかよかったのです。



主人公を演じる小林薫さんもいい。



さっきも書いたけど、ヒロインが素晴らしい。



この女優さんは誰ですか。



僕は知らなくて、調べたら、真行寺君枝さんだった。



素敵な女優さんだ。色気もあるし、透明感もある。惹かれてしまうなあ。
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