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サッカー・FIFAコンフェデレーションズカップ。



日本VSメキシコ。



1−2で、日本は負けた。



結果はどうでもいい。

負けるのは最初からわかっているからだ。



感想を書く。



今回の日本VSメキシコは最高に面白かった。



今年の日本代表戦のなかで最もサッカーとしての興奮と刺激を提供していたように思う。



ワールドカップ予選は不安と苛立たしさが蔓延していたが、今回は違った。

サッカーとしては、もっとも刺激的だった。

なによりメキシコが強い。これがよかった。

メキシコの守りはたいしたことないが、あの攻めはすごい。

個人の圧倒的な技術とスピードの上に築かれた流れるようなサッカーだ。

まるで全盛期のオランダのトータルフットに近い。素晴らしい攻めだった。

そのため日本代表は全力でやらざるをえない状況だった。

アジアのレベルとは桁が違う経験ができたのだ。

コンフェデレーションカップで最も得をしているのは、日本だ。

最高クラスの相手しかいないため、世界と日本の実力差を正確に学べる。

来年のワールドカップに向けて、課題を知るための絶好の機会である。

ここで課題をつかみ、一年間かけて、克服すれば、より強くなれる。



今回は特に、加地が素晴らしい動きを見せた。



中田も今年で最もいい動きを見せた。

よく走ったし、全力でやっていた。

守備もガンガン行っていた。

パスは例によって低く強い。

味方にとっては取りにくいが、

もうこの点に関してはいくらいっても無駄だ。

パスの精度や優しさは昔に比べ、落ちた。

だが、近年で最も中田の調子がよかったといえる。

(ただしいくつかの重要なミスを犯した。

 特に二点目を決められた原因は、中田だ。

 解説が長くなるから、書かないけど。)



柳沢があいかわらずフォワードとしての才能がゼロで、

私が監督ならば、絶対にこんな選手は使わない。

フォワードに絶対的に必要な、点を取るための才能と考え方とカンがまるでない。

悪口はいいたくないが、へたくそ過ぎる。

昔から柳沢は大嫌いだが、毎回、さらに大嫌いにさせる。

今回、柳沢は点を決めているから、

サッカーを何も知らないメディアは

褒めるかもしれないけど、それではだめなのだ。

玉田や大黒は、「点を取る」という意識にあふれていた。

素晴らしいことだ。

フォワードは点を取ることがすべてである。

点を取れることがフォワードの才能であり、それ以上のものはない。



今回、柳沢が点を決めることができたのは、

柳沢の実力ではなく、小笠原と加治のアシストがすばらしかったからである。



昔はむちゃくちゃへたくそだった小笠原が

ここ最近、信じられないほど成長した。

正直これほどまでに成長するとは思ってもいなかった。

ちょっと前まで、ジーコが小笠原を使い続ける意味がまったく理解できなかったが、

これほどまでに上達したら、文句は言えない。小笠原はもっと成長してほしい。

早く海外に行って、中田のあとをぜひ継いでもらう人材になってほしい。

今後は、精神力をいかに鍛えられるかが、小笠原の課題といえるだろう。



加地はこれまでノーマークの選手だったが、今回素晴らしい活躍を見せた。

非常にいい選手だ。上がるタイミングも、パスもうまい。

日本はこれまで左からの攻めが多かったが、これで右からも攻められるようになった。



今回、選手交代のタイミングもよかった。

後半13分での稲本交代はベストだ。

後半15分前後に交代するというのが、ベストなのだ。

理由が長くなるので、書かないけど。

ジーコはセンスを見せたと思う。



今回は課題がよく見えた。

川口の弱点もよく見えた。茶野はだめだった。

宮本はキャプテンとしてはいいかもしれないが、パスが下手すぎる。

私は松田が希望なのだが、ジーコと仲が悪いのか、なかなか使われない。

松田、盛岡コンビがベストだったが、昔の話なのかもしれない。

松田がバックのセンターで、加地が右バックを務め、

時と場合によって、オーバーラップをするのがいいと思う。

バックはあと一人必要だが、その人材がいない。

中澤もあまりうまくない。日本はとにかくバックとフォワードがダメだ。

ハーフの特に攻めのベストは、中田、中村、小野、小笠原だろう。

この四人は、能力を存分に発揮してもらえばそれで問題はない。

今回、小野が出ていないのが、悔しい。小野はやはりサッカーの天才だ。

これまで日本代表では中田が一番好きだったが、いまでは小野かもしれない。

俊輔もかなりうまくなったと思う。

倒れなくなったし、体力もついた。ロングパスもできる。

昔、名波に抱いていた不安を取り除いてくれたような選手になった。

ただメキシコ戦においては、ちょっと活躍不足だったかもしれない。

サントスは特に活躍できていなかった。

いつもは左からの攻めが強みなのに、右からの攻めが多かったのがなによりの証拠だ。



とにかく様々な課題を見つけさせてくれた。

メキシコのサッカーは面白い。攻めがいいのだ。

ペナルティエリア外からもどんどんシュートを打つ姿勢が好きだ。

ブラジル戦なんて、もっと楽しそうである。ドイツに行きたい。

ロナウジーニョをまた観たい。

ロナウジーニョが日本のフォワードにいたら、最高だが、夢の話だろう。



今日の試合は、ワールドカップの予選なんかより、はるかに楽しめた。

これが世界のサッカーなのだ、という試合内容だった。

ワールドカップ予選は、しょせんアジアレベルの戦いだったのだ。

純粋にサッカーを楽しむファンにとっては、最高の試合だった。

今後のコンフェデも楽しみだ。
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