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DREAM GATE主催の「大挑戦者祭2006」にプレス参加しました。
田坂広志さんの基調講演は特に素晴らしかった。 21世紀、起業家が挑戦すべき「三つの変革」がある。 「企業中心主義」を「顧客中心主義」に変革する。 「知識社会」を「共感社会」に変革する。 「営利追及企業」を「社会貢献企業」に変革する。 これこそ、起業家が挑戦すべきこと。 その使命と社会的責任を果たすこと。 しかし、「社会的責任」と「社会貢献」についての「二つの誤解」がある。 第一の誤解。それは、「社会的責任」とは、法令順守や企業倫理を重視すること。 企業の「社会的責任」とは、「社会に対して悪しきことをしない」ことではない。 企業の「社会的責任」とは、「社会に対して良きことを為す」こと。 第二の誤解。それは、「社会貢献」とは、利益の一部を使って社会貢献事業をすること。 企業の「社会貢献」とは、「利益の一部」を社会貢献事業に使うことではない。 企業の「社会貢献」とは、「自社の本業」を通じて世の中に貢献すること。 松下幸之助が、素晴らしい言葉を残している。 「企業は、本業を通じて、社会貢献をする」 「利益とは、社会に貢献したことの証である」 「多くの利益が与えられたということは、 その利益を使ってさらなる社会貢献をせよとの、世の声である」 すべての企業が社会貢献をめざす時代が始まるのです。 「志」と「野心」の違い。 「野心」とは、己一代で何かを成し遂げようとする願望 「志」とは、己一代では成し遂げ得ぬほどの素晴らしき何かを、次の世代に託する祈り。 では、次の世代に託する資格とは、何か。 それは、自分たちの世代が、その時代に、力を尽くして挑戦したかどうか。 それこそが、我々の使命。 使命とは、何か。 「使命」と書いて、「命を使う」と読む。 我々の命は、80年。一瞬の人生であり、一度の人生。 必ず終わりがやってくるこの命、一度しかないこの命。 いつ終わるか分からないこの命。その命を、何に使うか。 「素晴らしき何か」に使う、この命。 高き山の頂を見上げ、最高の登山を目指す皆さんへ。 素晴らしき挑戦に満ちた人生を。 田坂さんのお話は何度聴いても、しびれてしまう。 人生においてあまりに当たり前で、本当に大切なことを、 これほどわかりやすく伝えられる伝道者は、他にいない。 田坂さんに基調講演を依頼したことが、、 ドリームゲートのビジョンを明確にした、と思います。 起業家が意識すべきは、起業だけではない。 事業を立ち上げることだけではない。 会社をつくることだけではない。 起業するのは、簡単です。会社は誰でも作れます。 問題は、継続的に成長し、発展できるかどうかです。 目的は、起業することでも、起業家になることでもない。 社会に対してプラスのインパクトを提供するのが、僕たちのミッションです。 その志を持った経営者を、「企業家」と僕は定義してます。 企業家精神を持って、日々の仕事に取り組んでいるかどうか。 それが、もっとも大切なことです。 すべての人間が起業する必要は一切ない。 肩書きは何だっていいのです。 経営者になりたい、という夢は、小さすぎる。 会社を作れば、誰だって経営者になれるからです。 大切なことは、働く意識と行動力です。 日々の具体的なアクションです。 企業家の使命は、社会に貢献する事業を本業とし、 その本業できちんとした真っ当な利益を出すことです。 社会貢献とビジネスを融合すること。 これが僕らの世代の新しい価値観とムーブメントです。 講演後、田坂さんにインタビューする時間をいただきました。 「メディアの使命とは、何でしょうか」 という僕の問いに対し、 「志と未来のビジョンを語ることです。 私は、メディアの方々を同志だと思っています。」 と語ってくださいました。 僕は、常にそのミッションを意識しながら、仕事をしていきたい。 同志と思える、本物の企業家を伝える仕事をしていきたいと思う。 P.S そのほかにも、刺激的な講演がたくさんありました。 あまりに伝えたいことが数多くありますが、 また別の機会にお伝えいたします。 明日も、行きますので、参加する方、会ったら、どうぞよろしく! PR ![]() ![]() |
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