操なんて捨てるためにあるんだよ。／映画『メゾン・ド・ヒミコ』

映画『メゾン・ド・ヒミコ』を観ました。



柴咲コウさんが非常に魅力的だった。



設定は、ブスっとした女性の役なのに、

取り憑かれるような魅力を放っている。



目と口がとても印象的だ。



大きくて、存在感がある。



感情を目と口で表現できてしまう。



表情のつくりかたが、とてもうまい。



ぐずぐずになりながら、怒る顔がとてもかわいい。



『ＧＯ』のときよりもいいかもしれない。



こういう女性が僕はすごく好き。



「ふたりでドアを閉めてー。ふたりで名前消してー」



このダンスシーンが、特によかった。



横浜の桜木町周辺が登場する設定にもグッときた。



犬童一心監督がおそらく同時期に撮影しただろう

映画『タッチ』よりもはるかにいい出来だった。



ひょっとして『タッチ』は

片手間で製作したのではないだろうか。



Ｐ．Ｓ

そしたら許せないけど。