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映画『NANA』を観ました。



矢沢あいさん原作の大ヒット少女漫画の映画化です。



(説明しなくても誰もが知っている気がする)



前評判があまりにもよくなかったので、

「大丈夫かなー」と思ってみたのですが、

「えっ、思ったよりいい映画ではないか」と思った。



(前評判の印象が強すぎたからだと思う)



小松奈々と大崎ナナのどちらがタイプかと聞かれたら。



どちらもタイプじゃないかもだけど。



(何様のつもりだ、マー坊)



大崎ナナに共感してしまいます。



ハチ(奈々)のような女の子は、すっごく苦手!



うるさいよ、と思ってしまう。



いくら可愛くても、イライラさせられてしまう。



こういう女の子は男に好かれるようで、好かれない、と思う。



女性はこの点を絶対に誤解しないでほしい。



でも宮崎あおいさんの可愛さは際立っていました。



(美少女は化粧をする必要はないと思うけどさ)



奈々の犬っぽさとナナの猫っぽさがピッタリだった。



このふたりのキャスティングは成功だ、と思う。



演技力などを見れば、当然批判はあるだろうけれど、

それでもこのふたり以外に誰ができるだろう、と思う。



僕はこの映画を観て中島美嘉さんに好印象を持った。



マー坊が共感したシーンはいくつかあります。



最大は、部屋を707号室にしたこと。



7月7日生まれのマー坊としては、

707の部屋を選ぶ姿勢に共感してしまった。



どうせなら僕も同棲させてくれないかしら(バシッ)。



ただ、松田龍平さんの演じるレンは違うだろう、と思う。



キャスティングに、そもそも問題があるのではなかろうもん。



というより、レンを演じられる俳優がいないのかもしれない。



ストーリーは、背景がオシャレだから現代でも成り立つけれど、

昔の田舎者の上京物語ではないか、という気がしなくもない。



というのが、原作を読んでからずっと感じていた想いでした。



(東京に上京したときのシーンが丸の内オアゾ前だったのは素晴らしい。

 丸善丸の内本店のみなさんは喜んでいるのじゃないでしょうか。)



原作マンガを途中まで読んでストップしていたのだけど、

この映画を観てまた続きを読もうかな、と思った。



なぜストップしたかというと、4巻くらいまで読んで、

あとは「あー、ひたすらドロドロに行くんだろうなあ」って

思ってしまったから。少女漫画で恋愛を主題にするとそうなってしまう。



僕は、矢沢あいさんのマンガでは、

「天使なんかじゃない」が好きです。



(この頃のリボンは非常に素晴らしかった。)



映画の終わり方は唐突でビックリでした。



いかにも「パート2をつくるぜ!」って

魂胆が見え見えのエンディングだったので。



パート2の製作については賛否両論あるようで、

「奈々のイメージがついては困る」みたいな理由で、

宮崎あおいさん自身が嫌がっている、という噂を聞きますが、

真偽のほどは、本人に聞いてみなければ、わかりません。



いずれにしろ、役柄のイメージは、役者につきまとうもの。



嫌がるよりも、次作で打ち消す、ぐらいの心意気を持ってほしい。



奈々を徹底的に演じることで、ひとつのスタイルを確立し、

同時にまったく異なるタイプの配役を違う映画で演じることで

新たな魅力を引き出していく映画人生がいいのではないか、と思います。
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